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2014-05-09

Final Round フルスケジュールのスティックをふりかえる


2014 年 9 月 23 日、追記

この記事はまだまだ不十分です。しかし再参照を要する機会が偶然にもかなさったため、確認を兼ね、参考にさせていただいたサイトのリンクを提示します。あわせてご覧ください。

http://japanesemonsters.g.hatena.ne.jp/iPASTIST/20140923/p1


当日のツイート



どんなスティック?

フルスケジュールがアップしていた見本がこれだ。

f:id:iPASTIST:20130610180031j:image

試合中に画面に写り込んだボタンの数も上に引用した画像と同じ。

f:id:iPASTIST:20140509210434j:image

昨年 6 月、 Evo 最高責任者の Mr. Wizard にフルスケジュールがスティックの見本画像を見せた時には「legal」とこたえがかえってきていた。

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なぜだめなのか?

レバー入力方向の、たとえばナナメ右上というものは、プレイヤーの操作感覚としてはレバーを右上に倒すだけのことである。しかし実際には、内蔵されたマイクロスイッチを右と上、ふたつ同時に入力している。十字ボタンを想像するとわかりやすい。ナナメというのは同時押しだ。

ナナメまでなら、そんなにおかしいとは思われないかもしれない。しかし、ナナメをひとつのボタンで操作できるようにしてしまうということは、ハードウェアの改造によって同時押しをひとつのボタンにまとめてしまうことをも、同時にみとめてしまっているのだ。さまざまな複合入力が開発されている昨今、同時押しボタンの合法化をさらに拡大解釈されると、さまざまな問題が生じてくるであろうことは、ゲーマーのみなさんにならご想像いただけるであろう。レバーをボタンにわりあてた奇抜さでしられるヒットボックスにしても、ナナメ入力はふたつのボタンを同時に押すことでおこなうのだ。

Mr.Wizard はいぜんの自分の審査がまちがっていたことをみとめ、謝罪している。


ではなぜこの時期にだめになったのか?

ごらんになったように、フルスケジュールはこのスティックを 1 年ちかく使っている。また、大会運営者からルール違反として却下されたときにはふつうのスティックをつかっており、その場合でも彼がたかい実力を持っていることは、ほかでもないこの FR においてジャスティンに勝ったことで証明されたといっていいだろう。

ここで問題にしたいのは時期である。 1 年間は認められていたのに、なぜこのどたんばで Mr. Wizard やマークマンの再審査をうけることになったのか。フルスケジュールのスティックは反則であるとして、中心になって騒いだのは Neo と F チャンプ。なぜかれらだったのか。 F チャンプは coL を解雇されており、この FR までしばらくはアメリカ東部の大会に遠征することができなかった。ほんの数日前に RG からのスポンサードが発表され、ここはなんとしても大きな結果を出したかったはず。その前に立ちはだかったのが、改造スティックをつかうプレイヤー、フルスケジュールだったのだ。 Neo はといえば F チャンプの腹心であり、のちに別の記事でまとめをかこうと思っているが、この FR でチャンプと共謀してトーナメントの組み合わせの操作をおこなっていたことがあきらかとなっている。


最後の 1 人は…

じつはウルトラデヴィッドとチャンプのいざこざについて書こうと思っていて、そのためにまずフルスケジュールのことをおさらいする必要があったのだ。ところで、フルスケジュールに同情的な声も少なくなく、この騒動の直後、フルスケジュール式スティックについて UFGT は使用を legal とする声明を出した。主催者があの DIVEKICK の開発者であり、われわれがデバイスの多様性を失うべきではないといちはやく考えるのも納得といったところであろう。


クリス G も、最初に引いたツイートのようにどちらでもいいという態度だったし、 UFGT で本気を出したフルスケジュールが見てみたいともメンションをおくっていた。


ウルトラデヴィッドののちの発言をみても、改造スティックについて「他のプレイヤーから大批判の声」が、かならずしもあがっていたわけではなく、問題視したのはせいぜい 3 人だったのではないか、などと考えている。すなわち現場ではピーノと、 NEO くらいで、あとは、自分より強いヴァイパーだと煽りをうけ、日本語でこの件について解説した…。

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